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2025.08.28
「実家の蔵を整理していたら、ずっしりと重い、少し怖い顔の仏像が対で出てきた」 「祖父が大切にしていた置物らしいが、価値がわからず遺品整理でどう扱えばいいか困っている」 「仏間の隅に置かれているけれど、由来も何もわからない…」
こんにちは。大阪府堺市に拠点を構える骨董品買取専門店の広報担当の丹羽です。私たちは、京都市伏見区や大阪府堺市に店舗を構え、日々お客様の大切なお品物を拝見しております。特に、ご実家の整理や遺品整理の際に出てくる仏像は、ご供養の問題もあり、処分に悩まれる方が非常に多くいらっしゃいます。
もし、そのお品物が「金剛力士像(仁王像)」であれば、安易に処分を考えるのはお待ちください。それは、ご先祖様が大切に守り伝えてきた、価値ある仏教美術品かもしれません。
この記事では、なぜ金剛力士像に骨董品としての価値があるのか、そしてその価値を最大限に引き出すための査定ポイントを、仏教美術の専門家の視点から詳しくご説明いたします。
参考買取価格 25,000円
※商品によって価格は上下いたしますのでご了承の程お願い致します。
多くの方がお寺の山門で目にしたことがある、力強い姿の仁王様。それが金剛力士像です。この仏像が、なぜ骨董品として高く評価されるのか、その理由を3つの側面から見ていきましょう。
1. 仏法を守る最強の守護神「二王尊」 金剛力士は、仏敵が仏の世界へ侵入するのを防ぐ守護神です。口を開け、怒りの表情を顕にする「阿形(あぎょう)」と、口を固く結び、内に怒りを秘めた表情の「吽形(うんぎょう)」。
この二体が一対となることで、「阿吽(あうん)の呼吸」の語源ともなった、宇宙の始まりから終わりまでのすべてを象徴すると言われています。この力強い姿は、単に恐ろしいだけでなく、仏法を守るという強い決意の表れであり、人々を災いから守る守護神として篤く信仰されてきました。
2. 仏師の魂が宿る「仏教美術」としての芸術性 金剛力士像の最大の魅力は、その圧倒的な造形美にあります。隆々とした筋肉の表現、怒りをはらんだ眼光、翻る衣の躍動感。これらは、仏師と呼ばれる専門の職人が、ノミやタガネに魂を込めて作り上げた芸術作品です。
特に、運慶・快慶に代表される鎌倉時代の仏像彫刻に見られるような、写実的で力感あふれる作風は非常に人気が高く、後世の仏師たちにも多大な影響を与えました。お手元の像がどの時代の作風を受け継いでいるか、どのような仏師によって作られたかによって、その価値は大きく変わります。
3. 「色絵銅」の重厚な風格と時代の味わい 今回キーワードにもある「色絵銅」とは、銅を鋳造して作られた仏像の表面に、岩絵具などで彩色を施したものです。制作当時は、肌は丹色(赤褐色)、衣は緑や青といった極彩色で彩られ、荘厳な輝きを放っていたことでしょう。
長い年月を経て、その彩りが剥落・退色したとしても、部分的に残る色合いや、緑青(ろくしょう)をまとった銅の重厚な質感が、新品にはない時代物の風格、いわゆる「古色(こしょく)」を生み出します。この時代を経たものだけが持つ独特のオーラこそが、骨董品としての価値を何倍にも高めるのです。
ご自宅で静かに佇む金剛力士像。それは、時代を超えて人々の祈りを受け止めてきた、尊い文化遺産かもしれません。その価値と、守り伝えてこられたお客様の想いを私たちがしっかりと受け止め、次なる大切にしてくださる方への橋渡しをさせていただきます。
まずは無料査定でお気軽にお確かめください。 お電話またはLINEの査定から、皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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