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■平安清昌氏 染付蟹図 湯呑の魅力と高まる価値

 

ご自宅の戸棚や茶箪笥の奥に、愛らしいカニが描かれた湯呑は眠っていませんか？もしそれが、平安清昌氏が手掛けた「染付蟹図 湯呑」であれば、それは単なる湯呑以上の、非常に高い価値を秘めたお品物かもしれません。

 

参考買取価格 5000円

※商品により価格は上下致しますのでご了承の程宜しくお願い致します。

 

今回取り上げる湯呑は、白磁の美しい肌に、呉須（ごす）という絵具で描かれた、愛らしいカニの絵が特徴です。この「染付（そめつけ）」の技法は、熟練の職人でなければ成し得ない、精緻な筆致が求められます。

 

特にカニは、縁起の良いモチーフとしても知られ、そのユーモラスで生き生きとした姿は、見る者の心を和ませます。また、煎茶道具は、日常的に使うものだからこそ、手に馴染む形状や、口当たりの良さも重要視されます。平安清昌の作品は、そうした実用性と美術性の両方を兼ね備えているため、煎茶道愛好家だけでなく、海外のコレクターからも注目されています。

 

近年、日本の伝統工芸品や陶磁器、特に著名な作家が手掛けた作品は、その希少性と芸術性の高さから、市場価値がますます高まっています。熱心なコレクターも多く、良質な作品は常に探されています。

 

もしお手元に、ご先祖様から受け継がれたお品物や、ご自身で大切にコレクションされていたこの湯呑があれば、それは単なる茶器以上の価値があると考えて間違いありません。

 

遺品整理で出てきたお品物や、適正価格で手放したいとお考えの方は、安易に処分してしまう前に、一度その価値を見てもらうことを強くお勧めいたします。

 

 

■状態の維持が最も重要です

 

陶磁器は、何よりも状態の良さが査定の大きなポイントとなります。割れや欠け、ひび、色絵や染付の剥落は査定額に大きく影響します。特に、湯呑は薄く繊細なものが多いため、取り扱いには細心の注意が必要です。

 

保管する際は、安定した場所に置き、一つひとつ丁寧に包んで保管することが理想的です。ただし、ご自身で修復を試みると、かえって価値を損ねてしまうことがありますので、そのままの状態でお持ちいただくのが最良です。汚れや埃は柔らかい布で優しく拭き取る程度にしてください。

 

骨董買取 再喜堂では、様々な茶道具を買取りしておりますので一度ご相談ください。

 

 

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