買取実績ブログ

端溪硯を特徴づける石品の代表として、「石眼」が挙げられる。石眼は非常に珍重されるが、実際には硯材の中で眼が出るものは少ないです。特に端溪硯はその眼が特に珍重され、愛硯家にとっては所有したいものです。

端溪の眼の出現は坑洞によって異なり、旧坑系の材料では比較的多い。梅花坑など特定の坑では眼が多く出るものが多く、眼の品質は色、瞳の有無、暈の数、明瞭さ、大きさなどで評価され、特に濃い翡翠色や青緑が好まれています。

また、瞳の入り方や暈の美しさも重視され硯として眼が出る位置も重要であり、宋代には写真のような裏側に眼柱という凸凹な様式が生まれました。嵌め眼という技法もあり、硯に石瑕がある場合に後から眼を埋め込むことがあり端溪の石眼は硯としての実用性や性能とは関係がなく、鑑賞の際に眼は避けて通れない要素であります。

■骨董買取再喜堂　京都市伏見店

〒612-8392

京都府京都市伏見区下鳥羽北ノ口28

フリーダイヤル 0120-319-105

営業時間10：00～18：00　不定休

古物商許可第611091130033号

■骨董買取再喜堂　大阪堺市店

〒591-8037

大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町1-34-8

フリーダイヤル 0120-319-105

営業時間10：00～18：00　不定休

古物商許可第622312306367号