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遺品整理で見つかった島津薩摩切子、実は宝物かも?

2026.05.07

 

■島津薩摩切子の魅力と高まる価値

 

皆様は、ご自宅の戸棚の奥や、ご実家の蔵の中で、一際鮮やかで重厚な輝きを放つガラス器を見かけたことはありませんか?もし、その木箱に「島津薩摩切子」の文字があれば、それは単なる食器ではなく、日本の工芸史における至宝かもしれません。

 

「幻」と呼ばれた歴史背景

 

薩摩切子の歴史は、幕末の薩摩藩、第10代藩主・島津斉興から第11代藩主・島津斉彬の時代にまで遡ります。斉彬公は、海外への輸出や軍事技術の応用を見据え、先進的な科学技術を導入した「集成館事業」を推進しました。その一環として、紅(べに)や藍といった鮮やかな色彩を放つ「薩摩切子」が誕生したのです。

 

しかし、その輝きは長くは続きませんでした。斉彬公の急逝、そして薩英戦争による工場の消失、さらには明治維新の混乱の中で、製造技術は完全に途絶えてしまったのです。生産期間はわずか20年ほど。現存する当時の「古薩摩」は極めて少なく、まさに「幻のガラス」となりました。

 

「復元」という新たな価値

 

これは、1985年(昭和60年)に島津家29代当主・島津忠義公の命により、現代の職人たちの手によって当時の技術が蘇った「復元 薩摩切子」です。 「復元品だから価値が低い」と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。島津興業(薩摩ガラス工芸)が手掛ける復元品は、当時の色彩やカッティング技術を忠実に再現した芸術作品であり、現在では立派な骨董品・美術工芸品として高い市場価値を持っています。

 

唯一無二の「ぼかし」の美学

 

薩摩切子が、江戸切子など他のカットガラスと決定的に違う点は、その「ぼかし」にあります。 透明なガラスの上に、厚みのある色ガラスを重ねる「被せ(きせ)ガラス」の技法を用い、その色ガラスを深く、あるいは浅く削り取ることで、色の濃淡が生まれます。このグラデーションが「ぼかし」と呼ばれ、光を通した際に見せる幻想的な表情こそが、世界中のコレクターを魅了してやまない理由なのです。

 

 

■骨董品の売却は、信頼と実績の当店へ

 

大切にされてきたお品物、あるいは亡くなられたご家族が遺された思い出の品を整理する際、どこに依頼すべきか迷われるのは当然のことです。「再喜堂」では、お客様の不安に寄り添い、真心を込めた鑑定をお約束いたします。

 

大阪府堺市、京都市伏見区を中心に、これまで数多くの遺品整理や生前整理のお手伝いをしてまいりました。「こんな古いもの、売れるのかしら?」と思われるようなお品物でも、実は市場で探し求めている方がたくさんいらっしゃいます。私たちは、ただ買い取るだけでなく、その品物の価値を次の世代へと繋ぐ架け橋でありたいと考えています。

 

島津薩摩切子の持つ光の芸術は、時代を超えて人々を癒やし、魅了し続けています。 もし今、お手元にあるその切子を手放そうか迷われているのであれば、「骨董買取 再喜堂」にぜひ一度ご相談ください。

 

 

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